断捨離という言葉が流行る前から、
毎年の年末大掃除ではそのようなことを行っていたような気がします。
一年の終わりという事で区切りがいいですし、
この際新年を迎える前に家中を掃除して、
ついでにいらないものも捨ててしまおうという思いが家族にあって行っていました。
実際、もう使わないものを捨てるということは結構気持ちのいいものです。
部屋に物が少なくなってすっきりしますし、
着ないのにずっと置いてある服などはもったいないといいますか、
服にも申し訳ないという気持ちをその服を見るたびに少し感じてしまっていました。
現在では洋服もインターネットで申し込めば段ボールを送ってくれて
買い取ってくれるという会社もあるので、たまに利用しています。
まさに一石二鳥です。
捨てる前に「これはどこかで買い取ってもらえないだろうか」
と考えるように最近はなってきています。
あとは知り合いで欲しがっている方がいればあげたりもしています。
ただ困るのが「いつか使うかもしれない」といった品々です。
ねじだったり、食器だったり、テレビなどの余っている配線だったりします。
本当は全部必要ないのでしょうが、ついつい残してしまっています。
それでまた次の断捨離の時にまたふるいにかけていて、
徐々にそういったものも少なくなってきています。
実際、「あれを捨てなければよかった」と思ったことはほとんどありません。
それに、もしあったとしても新しく買ってしまっています。
それでいいのだと思っています。
現在ではものが家にあまりない生活を送っています。
以前は色々と散らかっているような状態でしたが、
歳を重ねるにつれていらないものも増えてきました。
また、物が多いと探すのにいちいち手間と時間がかかってしまうのでストレスとなってしまいます。
それが一番断捨離でいいことなのかもしれません。
たくさん捨てると気持ちが過去を引きずるかと思いきや、
逆に無くなったぶん前にすすもうという気持ちになりがちだと思います。
気持ちも一緒に空っぽになると言いますか。
そして断捨離をやっていくと無駄なものを買わなくなって経済的にも助かるというメリットもあります。
買うときの選ぶ目が養われるといった感じです。
そして気持ちの中でも変化が起こってきて、
性格的にくよくよしがちな方でもあまり物事にこだわらなくなってくる方向に行くかもしれません。
何があっても「次、次!」という常に前を向けるような自分に変身できるかもしれません。