断捨離で部屋をスッキリさせたいなら、ストックの見直しをするのがオススメです。
ストック品は目につきにくい所(戸棚の下など)に保管しておくことが多く、
新品なので断捨離の対象になりにくく見過ごしがちではあります。
しかし場所を取ってしまいますし、ストックは在庫品、現在使用している物ではありません。
つまり、今のあなたに必要なものではない、という事です。
ストック品を手放して、もっと軽やかに生活するためのコツをご紹介します。
<ストックには2種類ある>
そもそもストックには、消耗品系と非消耗品系の2種類があります。
まずは洗剤などいわゆる消耗品のストック。
安売りしていたり、まとめ買いするとオマケが付いてくるなどお得感がありますし、
洗剤やトイレットペーパー、シャンプーなど絶対使うものだし、と思いついつい買ってしまいがちです。
次は、消耗品ではないが、これが無くなると不安という理由で念のために複数持っておく、
非消耗品のストックです。
私の場合は気に入った衣服(無印良品のオーガニックコットンのブラカップ付きキャミソール)や、
スマートフォンの充電器を、なくしたり壊れた時に困ると思い、複数所持していました。
<消耗品はストックしない方が楽しい>
洗剤やシャンプーなどは頻繁に底をつくものではありませんので、
ストックの出番は数か月後、下手したら1年後かも知れません。
しかも、未来のあなたにとって必要なものではなくなっているかも知れません。
例えば、何か月後かには好みや体質が変わって違うものが欲しくなるかも知れませんし、
急に引っ越しが決まる事だってあり得ます。
同じ商品でも、改良版が発売されたり、値下げされたりする可能性だってあるのです。
ストックは安いから、と軽い気持ちで買い込まず、その時の自分が欲しいものを選ぶ、
と決めれば、フレッシュな気持ちで新しい商品を試すことができるのです。
断捨離しながらも、物を買う楽しみを得られるのです。
定番品を愛用しており他の商品を試す必要がないという方でも、
定番品でしたら店頭からなくなる可能性も少ないですし、ネット通販という手もあります。
すぐに使わないものは、なるべく置かないのが断捨離のコツです。
<無くしたら不安、という物も手放せる>
先ほど挙げたお気に入りの衣服など、
消耗品ではないが失うのが怖くて予備を所持しているという物についても、
考え方をちょっと変えれば、むやみにストックしておく必要はないのだと気付くはずです。
私の場合、着心地の良いキャミソールに感動し、もう下着はこれしか着ない!
と思い予備を新品のまま保管していました。
しかし2日に1度、1年ほど着続けても、予備の出番は訪れなかったのです。
しかも、そのメーカー以外でも、いつでも類似の商品や、他に気になる商品がある事に気づきました。
スマートフォンの充電器も、壊れて充電出来なくなったら大変、と予備を持っていましたが、
こちらに至っては2年も出番なしです。
考えたら、壊れたとしても家族に借りるか。
一人暮らしでもコンビニに行けばあっという間に手に入ります。
しまい込んだストックを探すよりも早いかも知れません。
<まとめ 今の自分に必要な物だけあれば良い>
ほとんどの物はすぐに買えるか、代用品も豊富に見つかる世の中です。
安いから、不安だからと安易にストック品を増やさず、
必要な時に必要な分だけ所持するという姿勢を持ちましょう。
そうすれば徐々に断捨離マインドが身に付き、余計な物が増えなくなりますよ。