部屋が片付かない、家の中や周囲が片付かない、
それは、要らないものを捨てることができないからです。
ゴミ屋敷に住んでいる人たちって、物はみんな使えると思っている人たち、
また要るものと要らないものの区別を付けられない人達なのです。
要らないものを捨てられない心理ってどんなものかというと、
「いつかまた使うかもしれない。」とか
「思い入れがある」ということです。
何故こんなものをとっておくのだろうって良く思うことが多々あります。
まず洋服。
流行遅れのものや、サイズが合わなくなったもの、歳に合わなくなったものは、
思いきって捨てるべきです。
あと、オフハウスにもって行くのもひとつのテです。
ちょっとした小遣い稼ぎにもなります。
それと色々なパンフレットやカタログ。
キャンペーン期間が過ぎているもの、時代遅れのものってけっこうあるのです。
そもそもこういうものって、再利用できるものでしょうか?
スクラップブックに入れておく?
要らないもの物を捨てる時間もないのに、そういうものを整理する時間があるのでしょうか?
これらも思いきって捨てましょう。
要らなくなった家具や家電、埃まみれになっていないでしょうか?
これらももう使わないと考え、捨てることにします。
だいたい古くなった家電は、再度スイッチを入れると発火し、火災の恐れもあるのです。
人は誰でも、そんなに物は要らないものなのです。
生活するのに必要なものなんてどれくらいあるものでしょうか?
これは、亡くなった母の大切な思い出でどうしても捨てられないなんていうものであれば、
そういうものは、必要最小限にとどめ、見えないところに置かず、
むしろいつでも人目につくようなところに置いておくと良いです。
断捨離とは、整理整頓の足掛かりで、自分の身の回りを軽くするということです。
物があると、それが要らないものでも、管理しなくてはならないのです。
また、それを置くスペースも必要なのです。
管理する手間や時間がなくなれば、どれほど楽になるか、
そして、スペースをどれだけ使えるか、それは言わずもがなです。
まだ使えるかもしれないと思うものでもなければないで何とかなるものなのです。
捨てたものに対して、「ああ、あれがあったのに捨ててしまった!」
という心理が強いのかもしれませんが、そう思うのは一瞬だけなのです。
物をひとつ新調したら古いものは、捨てます。
自動車や携帯なんか新しいものを買ったら古いものは、捨てるはずです。
その感覚と同じなのです。
要らないものの処分とその方法は、
それぞれの自治体で取り決めがあるはずなのでそれに則って行いましょう。
「断捨離」 それは身綺麗にすることなのです。