幼少期から片づけ下手でした。
もともと空間能力が低く、きれいに収納とかそういうことと無縁で
(積み木とかパズルのような立体的な遊びも苦手でした)
わたしの収納というと、平並べが基本。
実家もあまり片付けが得意ではないのに、モノがとても好きな家庭だったので、
正直、散らかった家で育ちました。
そして、ここ3年ほどの間に、出会ってしまったんです。
断捨離に。
捨てることに対しても、どんどん上達していくもので、
わたしの場合は大きく2回大・断捨離期(おもに捨てる)時期がやってまいりまして。
そのときは、本当に、周りから見てたぶんおかしくなっちゃったなーっていうくらいモノを捨てました。
ごみの日に、毎度5,6袋ごみを捨てに行っているという(笑)
捨てれば捨てるほど、これまた視点が変わっていって、
「なんとなく、今まで見えてもなかったけれど、これもいらない。これもいらないのになんで置いてあるんだ!」
って感じで、どんどんゴミが見えてくるようになるんです。
今回は、断捨離の中でも、まず、「モノを捨てた」ことによって、
どんな風に生活が変わったか、メンタルが変わったかということを書きますね。
まず、全然関係ないように思われるかもしれませんが、
「抜群に行動力が上がります」。
フットワークがすごく軽くなるんです。
モノを減らすことにより、時間的余裕ができるからでもあるかもしれませんが、
おそらく、毎度毎度、「今、これ必要?」「今、使う?使わない?」というジャッジを繰り返すうちに、
自分の考え方が変わっていて、後悔やタラレバの過去を振り返ったり思いをはせていたエネルギーが、
今にぐっと集中できるようになり、たとえ、ぱっと挑戦してみて(行動してみて)
それが思っていた成果につながらなくても、それも一瞬でまた「過去」となり、
自分にとってはもういらないものになっていく。
過去のしがらみやモヤっとしたものと、あるかどうかわからない未来と、
今の自分をだんだん切り離せるようになってくるんですね。
それが、行動力が抜群に上がる、ひとつのカラクリなのかなと、わたしは思っています。
行動力が上がることと、同じく、「何かに挑戦することへのハードルがすごく下がる」というのも実感しています。
あ、やってみよう。って。
以前なら一瞬の間に、失敗したら~、とか、こんなことやっちゃって、
人からどんなふうに見られるだろうとかぐずぐずしていたんですけど。
そこの部分も、さーっと無くなっていきました。
部屋がきれいになることより、ずっとずっと大きなメリットであると思います。