母が他界した時に大量に断捨離をしました。
母はいわゆる、物を捨てれない人間でした。
他界した後に残された家族は大量に物を捨てる事になりました。
現代は物を捨てるのにお金がかかる時代なので、
生前からきちんと物を捨てる習慣をつけておかないと何かあった時に、
結構大きい額の処分費用がかかると思います。
その為にも日頃から物を捨てる事を私はしています。
物を捨てると言っても、愛着があったり未練があったりして、
なかなか捨てれないのが人間の心理だと思います。
物には想い出が残っているので捨てる際に、
想い出も捨てるような心理になり、捨てづらい気持ちになります。
けれども、物を捨てさえしてしまえば、物に宿る想い出や愛着で心を翻弄される事はありません。
物を捨てる事によっての喪失感というのも実際はないという事がわかります。
そうは言うものの、簡単に捨てれないのが人間です。
私が断捨離をする際に行った事は、捨てる物を写真に撮る事でした。
写真に撮る事で、物を捨てる際に自分の中で起こる喪失感を緩和させようと考えました。
実際に写真に撮って物を捨てると、気持ちに踏ん切りがつき捨てやすかったです。
写真に撮る事で、形は変わるが想い出は残るという気持ちも働き、
だいぶ断捨離で物を捨てる行為がはかどりました。
もともと物を捨てる習慣がなかった私ですが、物がなくなり広々とした空間で生活すると、
物がありゴチャゴチャした空間にいた頃に比べて、心に余裕が持てるようになりました。
眉唾ものではありますが、どこかの脳科学者も
「物が沢山ある部屋より、物があまり無い部屋の人の方が気持ちに余裕が出来る」
という話をしてました。
現実問題として物があると、物の情報が視界に入り、
脳が勝手に物の情報解析をして生存本能の判断基準として、
これは安全か安全で無いかなど考えていると思うので、
その脳科学者の言ってる事もあながち間違ってはいないと思います。
実際に断捨離で物を捨てる時に困った事は、人からもらった物でした。
断捨離をしていて、自分の中で2年以上使ってない物はゴミという判断基準も出来上がりました。
そういう判断基準で物を見ていると、自分の部屋で意外と使っておらず、
ゴミとして場所を取っているものが結構多かったです。
これは本当に必要なのか?という物で、友人がくれたハワイのお土産のオブジェがありました。
友人には悪い気がしましたが「100%邪魔だなあ」と思ったので写真に撮って捨てました。
友人等からもらった物は2年くらい部屋に置いておけば、
家を大掃除をした時に「名残惜しく、どうしようか迷ったけれど写真に撮って捨てた」
と友人に伝えれば特に問題もないなと感じました。
以上のように、私の場合は断捨離をする事で物が減り、生活空間と心に余裕が出来ました。
人それぞれ考え方があるので断捨離を勧める事は出来ませんが、
私の場合は不要な物を考える時間が減りました。
匿名
はじめまして。
こういう話は、子の身勝手に聞こえます。
私は子の立場ですが、それでは親の生活に干渉して、価値観を押し付けすぎだと思います。
物を持つのも親の自由です。祖父母の荷物もそうでした。
一般的に、親の残した遺産が少しはありますよね。
そのお金で業者に処分を頼めばいいと思います。
子供のころから親のお金で育ててもらったのだから、親のためにお金を使っていいと思います。
物の管理は、生きてる間は親御さんが好きにするべきでしょう。
親にも子にも、個人に干渉して強制する権利はありません。
(よほどひどくて虫がわくとか、ゴミ屋敷で近隣から苦情がでてるなら別ですが)
今、親がいて、あなたに物を捨てろと厳しく言ってきたらどう思いますか。
理由が「もしあなた(子)が先に死んだときに、親の私が処分に困るから」です。
物をため込んでいなくても、別の家に住んでいる親なら荷物が多くて業者に頼むものです。
よほど貧しいのでなければ、そのお金を惜しむほうが勝手だなと思います。
それでは、失礼致します。