もともと汚部屋の住人のアラサ―女でした。
おしゃれ好きのくせに部屋は汚かった。
実家は築50年越えの日本家屋。
もちろんモノにあふれかえり、祖母・父母・3人姉弟の6人家族で暮らしていました。
でも北欧家具がほしい…という矛盾に日々悩まされていました。
断捨離に目覚めたのは、「断捨離アンになろう!モノを捨てれば福がくる」
というマンガを読んだことがきっかけ。
ちなみに私が引かれたキーワードは「お金がたまる」という文章(笑)
当時、実家暮らし28歳女、彼氏なし。
そのため、結婚用の貯蓄もしなければならないし、花嫁スキルも磨かなければならないという時期でした。
29歳の誕生日も近かったので、おしゃれな部屋を自分にプレゼントしようと思い、一念発起。
ちなみに当時は、6畳一間、押入れ収納2畳分、また収納小屋にもたくさん収納しているというところで、
モノが多すぎて、布団で寝ることにも苦労したほど。
また、祖母や母の不要なモノ置きにもなっていたことから、
いずれは整理せねばと思ったことをやろうと考えたのです。
私が断捨離した順番は、大型収納→服→本・書類→手紙&写真でした。
まず大型のソファベッドと箪笥3個を思い切り捨て、
収納をすべて押入れにするようにして、作業スペースをゲット。
一度掃除をしてから、服を断捨離。
半年着ていないもの、昔の制服、時代遅れの服・バック・小物など、捨てられるものは捨てました。
40リットルの袋、30個ほど捨てました。
この頃になると、祖母と母が口うるさく「もったいない」といって、
私が捨てたものを私の部屋に戻すという攻防戦を繰り広げました。
「いらない」と突っぱねると、母や祖母が自分たちの部屋に持っていくけれど、
そこからあふれたものを私の部屋に入れるという悪循環が始まりました。
そこで、自分のものを他の人の部屋にいれないよう徹底させ、
それが守られ始めてから本や書類の整理を始めました。
そのころは家族との関係は悪化しましたが、日々すっきりしていき、
ダイエットや貯金をはじめて生き生きしている私を見て、祖母も母もなんで?と聞いてくるように。
この頃は断捨離をはじめて2か月経過。
そのころは、必要なものだけピックアップして、あとは捨てるという手法を取りました。
結局、捨てるのに悩んで保留にしても使わないことを知り、ばんばんモノを捨てるように。
仕事から帰ってきて、自分の好きなご飯を作り、食べてから部屋の掃除をして、
すっきりした部屋で眠ることで体調が劇的によくなり、
また早起きしてお弁当つくりをして、職場に歩いていくようになり、便秘解消と10キロのダイエット成功。
最後に手紙と写真の連絡先をexcelで整理して捨て、断捨離終了。
最終的に6畳の部屋から、軽トラック4台分ゴミをだし、
布団も入れ替えし、押入れにすべて収納する生活になりました。
断捨離期間はなぜか物欲はなく、「今これらを片付けなければ」という使命感でいっぱいでした。
そのため、通販もウィンドウショッピングもせず、職場と家のみ行き来する日々が続きました。
終了した後に、家具を買おうとしましたが、特に必要性を感じず。
そして、ダイエットしたことと、料理が上手という触れ込みで、
30歳で職場恋愛で彼氏をゲットし、3か月後に入籍し実家を出ました。
そのときの引っ越しの荷物も、旦那の軽自動車1回分で済みました(笑)
結婚した後、実家の私の部屋は母が使用しているのですが、
私のモノの少なさに刺激を受けたようで、現在は母と祖母が断捨離をしています。
すっきりモノがない空間は、片づけの手間がなく、その時間で自分の時間を確保でき、
スキルアップにもつながりますし、貯金もできますよ。
片づけが苦手な人ほどおすすめだと思います。
実家では空気な父が、家に帰るのが楽しみになったそうです。
結婚したあとも、断捨離ライフを続けていますが、夫の趣味嗜好もあるので、
そこはお互い尊重しながらゆったりとした時間を過ごせるように工夫しています。