断捨離をやってみた

私は物が捨てられませんでした。

オリコンという音楽雑誌に掲載されていた副編集長のぶっ飛んだコラムや

週刊ランキングを切り抜きにして約5年分保存していたり、

ラジオから聞こえてきた当時の自分がお気に入りだった音楽が詰まっているテープ達数百本など、

10歳頃からコツコツ貯めた物を25歳位まで捨てられませんでした。

 

コラムだったらあとで読み返してもう一度笑うんだとか、

音楽だったらあとで聞き返して思い出に浸るんだという過去への思いと、

家庭でリサイクルやゴミに関する教えがあって物を大切にしないといかんと思い込んでいたので、

捨てる勇気もなくいつまでも片づけられませんでした。

 

それがコロッと変化したわけでもないのですが、25歳当時私の仕事場の机は意外と片付いていました。

物が取りやすいところにあり、使いやすい文房具がセットされていて、

パソコンを開けばだいたいの仕事のスケジュールが分かるようになっていました。

これを家庭に応用してみたらどうだろうと考えたのが断捨離のきっかけでした。

 

断捨離について簡単に調べたところ、ある自分なりの基準をもって

使うか使わないかに分別していくようなことが書いてありました。

 

基準をここ6か月以内に使ったか否かにしたら、

私の場合何も物が無くなってしまうかもしれないという恐怖があったので、

自分なりのこんな基準にしました。

今後1年以内に使っている自分を想像できるか?です。

 

当時、仕事でかなり残業も多く自宅には寝に帰ってくるだけのような生活でした。

そして休日にはうたた寝ばかりで自宅で何か行動をするというのは、

自分の範囲外である台所で料理をするくらいしかありませんでした。

 

あいまいな基準ですがとりあえずやってみようと思いました。

簡単に選別できるのは思い出のないものということで、学校の教科書やノートをまず捨てました。

音楽のテープたちは思い出たっぷりなのですが、

もう再生できない状態(機器もテープ本体も)だったので簡単にさよならしました。

 

通勤時はスーツを着用していましたが、色あせていたり薄くなっていたりしたものを捨てました。

代わりに新しいものを買ってやると思っていましたが、そちらの方面の腰が重くまだ購入には至っていません。

頂いた文庫本は売りに出しました。

 

簡単に捨てているようですが、一番大変だったのはモチベーションです。

何故やるのか、どれだけ面倒くさいことが待っているのか考えただけでやる気がそがれます。

そういう時は一服してました。

人の集中力や思い込みなんて長く続かないことを社会人で学べました。

また過去を振り返ることは大切でも過去に大事にしていたものに執着するのはちょっと違うかなと思えていたこと、

あとは大震災が当時あって持ち出せない物の方が多いので、

今のうちに別れておくほうが納得できるかなという考えから、なんとか作業をすることができました。

 

しかし、オリコンの切り抜きだけは作業手つかずです。

読みだすと面白くてためになるので作業の手が止まってしまうからです。

これは将来の伴侶からNGを食らうまで一緒にいてあげようと考えを改めました。

 

物がだいぶ少なくなり部屋のスペースも広くなりましたが、有効活用できているわけではありません。

自宅で過ごす時間は相変わらず少ないですし、断捨離も途中段階だと思っています。

だけど、やったことにより自分が物を保有できる限界というか

これ以上持っていても手に負えない範囲というのが分かった気がします。

 

周囲のもので自分の判断で捨てられるものは早めに判断を下していき、

あまり物から圧迫されない生活を心掛けていきたいと思います。



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