断捨離にはまっています。
始めたのは、かれこれ4年前からです。
きっかけは引っ越しでした。
狭い家に引っ越しをすることになり、荷物が入らなくなってしまったのです。
ところが、その断捨離をしだすと、なんと一部屋分の使わない荷物が出てきたのです。
それを捨てるのは1年がかりでした。
当時住んでいたところが粗大ごみを捨てるのが無料なところで、
断捨離にはまった私には大変助かる街でした。
それでも、引っ越し先で大きな家具を捨てました。
勿論有料です。
捨てたくても、どうしても迷ってしまうものはあります。
そうすると、ずっと一緒に持ち歩くということになります。
けれど、あまり使わないし、移動ができない。
そんなことばかりです。
断捨離が必要ないのは、引っ越しをしない時代のお話でした。
私の感覚ではそう思います。
引っ越しがあると、何より重要なのが家具のサイズです。
その引っ越し先の部屋に合うかどうかです。
家具のために部屋を考えないといけないというようになるのです。
そこで究極、段ボール家具が一番いいと考えます。
いつでも形が変えられるし、廃棄するのが楽なのです。
人の生活で必要なものは限られているし、家族構成によっても必要なアイテムが違ってきます。
思い出のあるものはなかなか捨てられないのが普通ですが、
捨てないと、住む場所がなくなるのです。
物のために土地があれば倉庫を建てないといけなくなります。
子供の教科書もノートも数冊とっておくだけにしないといけません。
後で見ることができる程度だけです。
そう思うと、なんでも捨てたくなってしまい家の中にストックはありません。
世の中の人が断捨離できるのもデフレのおかげです。
また買えばいいという発想ができるのです。
100円ショップのおかげです。
いままで1000円で買っていたものが、100円で買えるので捨てられるのです。
断捨離をしてからすっきりする気持ちが快感で、なんでも捨ててしまいたくなります。
もちろん、捨てるのに迷ったときは、魔法の言葉の方のように、
使わせていただいたものに「ありがとう」と言ってから、捨てます。
自分の生活を助けてくれるものは本当に感謝しかありません。
そう思って考え方を変えると、家の中に生活を邪魔するものは少なくなりました。
あんなにあった洋服も随分少なくなり、自分が何を買わなくてはいけないのかわかるようになりました。