【元々の性格】
元々の性格はかなり大雑把です。
両親と住んでいる時から自分の部屋はありましたが、物が散乱していて、足の踏み場もない状態でした。
母親はかなり綺麗好きで、毎朝掃除機の音で起こされていました。
母親はいつも私の部屋を見てため息をついていました。
社会人になり一人暮らしをしてからも相変わらず部屋は汚く、
食器の洗い物も何日も放置、洗濯機から取り出した服は床に散乱、
クローゼットはぐちゃぐちゃで物が溢れて閉まらない状態でした。
また、自分の家に何があるのかを全く把握していなかった為、
既にある調味料や洗剤、生活用品など同じものを何回も買ってしまって
後で家に帰って「これもまだあったのか…」と後悔することが多かったです。
友達の突然の訪問などは必ず理由をつけて断っていました。
部屋を見られた瞬間ドン引きされるのが分かっていたからです。
【断捨離を始めたきっかけ】
社会人になり仕事が忙しく、ストレスも増え精神状態が良くなかった時期がありました。
その時の私の部屋はさらに汚さが増していました。
その時にあることに気付きました。
「心の乱れが部屋の乱れに表れているのかもしれない…」と。
私は、ストレスがない時や心が安定している時は、掃除がしたくなる時もありました。
一気に綺麗にしてピカピカになった部屋はとても気持ちが良かったです。
心の乱れ=部屋の乱れとに気付いた時から、もうこんな自分とはおさらばしたい衝動に駆られました。
それ以外の理由もありましたが、私はその時期に会社を転職し新たな職場につきました。
場所も全然遠かった為引っ越しもしました。
そして、新たに入居した綺麗なマンションに住み始めてから断捨離をかなり意識し始めました。
もうあの頃のようにはなりたくないと思ったのです。
【断捨離方法】
引っ越しの際に一番初めに行ったのは断捨離です。
“物を捨てる”ということに抵抗があり、どうしても「まだ使えるのに勿体ない…」と思ってしまう性格です。
その為、要らないと判断したものは捨てるのではなく全てリサイクルショップに持っていきました。
多少のお小遣いにも繋がります。
しかし、お金にならなくても良いのです。
私の場合リサイクルショップに持っていくことで、物を捨てることの罪悪感から解放されました。
また「いずれ使うかも…」という考えは捨てました。
使う予定がない物は、全て要らない物。
いずれ使う時が来たらその時は買えばよい。
とかなり思い切ったマイルールを作りました。
・服の断捨離服を断捨離する基準は2年以内に着たか、着ていないかでした。
2年以上着ていないものは即要らない物と判断しました。
またリバウンドしないための対策を考えました。
それは、衣類の収納を畳んでタンスに入れる収納から、畳まず全てハンガーにかける収納にしました。
そうすることで、パッと一目見ただけで自分がどんな服を持っているのか把握しやすく、
似た服を買ってしまうことも無くなりました。
また畳まない収納方法は思ったよりも快適で、かなり楽ちんです。
外にハンガーで干してある服を全てクローゼットに移動してサッとかけるだけなので時短にも繋がり、
面倒くさいという気持ちがなくなったので、
ソファに洗濯物が山積みになっているということもなくなりました。
・貰いものの断捨離貰い物を断捨離する基準は、自分で買ってまで欲しいと思う物か?という基準です。
それ以外は私には必要がない物と判断します。
貰い物や引き出物は、勇気のいる断捨離です。
「せっかく人からもらったものなのに…」という罪悪感が生まれてしまうからです。
でも考え方を変えました。
「せっかく人から貰ったものなのに活用もされずに家の片隅にゴミ同然に放置されるくらいなら、
リサイクルショップに持っていって必要な人が使ってくれた方があげた方もまだマシかな。」と。
かなり無理やりですが…
【断捨離後の気持ち、変わったこと】
本当に部屋が綺麗になり、今は物自体が少ないのでリバウンドすることも無くスッキリした状態が続いています。
汚い部屋に住んでいるより精神的にとても楽になったと思います。
また、どんなに安い物でも、それを買うとき本当に必要かどうか見極めてから買うようにもなりました。
断捨離をして本当に良かったと思います。