断捨離が導いた新しい私

断捨離を意識するようになって3年ほど経ちましたが、意外なところに結びきました。

 

もともと物を必要以上に持たない生活に憧れていたので、

断捨離の話題が出たとき、その内容に大いに共感しました。

私のやり方に間違いはなかったと背中を押してもらえた気もしました。

 

部屋全体を断捨離しようと腕まくりをすると、なかなか進まなかったり、

気負いをしてしまうこともあったので、小さな引き出しから始めてみました。

 

一度断捨離をすると、着手した個所を何度も開けたり閉めたり、

ゴミ袋が多ければ多いほどにんまりとしてしうなど、

私は断捨離が楽しくて仕方なくなりました。

 

家族のエリアには手を出してはいけないという記事を見かけたこともあったので、

家族のエリアには手を出さないようにしましたが、

それ以外を除いては家の至るところに着手したと思います。

 

断捨離をすると、何がどこにあるのかスムーズにわかるようになったり、

新しいものの購入の際に、以前よりよく考えて買うようになったりと、

ライフスタイルも少しずつ変わった気がします。

自分の周りをお気に入りでいっぱいにしたいとか、毎日の生活を大切にできるようになったような気もします。

 

断捨離の楽しさを体感していた私は、自然と家の中以外にも断捨離を実行するようになりました。

最初はかばんの中、携帯電話の中といった手元のものに着手し、

次第にその思いは職場へと移っていきました。

 

断捨離の考えはきっと職場でも同じことだと自信があった私は、

仕事の隙を見ては、小さなところから断捨離を始めました。

自分のロッカーから始め、担当している備品倉庫の棚、デスク、パソコンのデスクトップなど、

自分が携わる個所を時間がある時に少しずつ着手しました。

 

断捨離の嬉しいところは、一度着手すると、同じ個所はしばらく雑多にならなくて済むというところもあるので、

特に物量の多い備品倉庫はめきめきとスッキリしていきました。

前の担当、もしくは前々の担当の方から引き継いでいた備品倉庫は、

何十年そこにいたのかわからないような物でほとんど棚を埋めていたことがわかりました。

定位置も決まっていなかったためか、コピー用紙は一月で使う量の約5倍ほど倉庫のあちらこちらから出てきました。

 

毎日の業務に断捨離にばかり時間はかけていられなかったので、

少しずつではありますが、1年近くかけて倉庫中の断捨離を実行しました。

管理の責任を私が受け持っていたこともあり、私の好きなように倉庫内に定位置を決めることもでき、

ほとんど片付く頃には、備品の業者さんや他の社員でも

スムーズに備品の出し入れができるようになったとの声があがりました。

 

発注をまかせていた後輩も、それまでほとんど適当に発注していたことを私に詫び、

必要数を把握できるようになったことから、適正な発注ができるようになったと喜んでいました。

一度断捨離をするだけで、関わる人それぞれが無駄な時間をかけずに終えられるようになったようでした。

 

倉庫全体を把握できるようになったとき、

ほとんど関わりをもったこともないような上位職の上司に声をかけられました。

上司は備品倉庫、私のデスクの引き出しの至るところを何度も見返しては「うんうん」と頷き、

「辞める予定はないよね」と確認だけして去っていきました。

突然の上司の声かけにどきどきしていた私に、異動の話が上がったのはそれからすぐのことでした。

 

断捨離を始めて3年ほどした今、私は本社のデスクで、

既存プロジェクトの見直しに関わるチーム長を任されています。

後からわかったのですが、あの備品倉庫の断捨離に着手したことが、

経費の無駄を省く業務として数字にハッキリと表わすことができ、上司が現場を見に来たとのことでした。

 

断捨離で部屋が片付くだけではなく、意外なところへと自分が導かれていくことに驚きと喜びを感じています。

数年前までは、私がこんな大きな仕事に携われるとは思っていなかったのですが、

一つずつ毎日を丁寧に仕事を楽しんでいます。



断捨離 関連記事


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメント

お名前 *

ウェブサイトURL