金子由紀子さんの著書『持たない暮らし』を読んでから、
余計なモノを捨てずに持っていることの無意味さを実感して、
それ以降は、不要なモノは極力処分し、
また生活に不要と思われるモノは極力購入しないようになりました。
やはり不要なモノがない生活というのは、精神的にサッパリして気持ちがいいものだと思います。
まず自分の場合は多くの音楽CD、映画などのDVD、
小説やマンガなどの書籍が壁の棚を占領していましたが、
「本当にコレだけは残したい!」と思うもの以外は、
中古品ショップやネットオークションなどで処分しました。
ただ、「本当にコレだけは残したい!」というモノは、実は結構たくさんあるものです。
コレだけは絶対に捨てきれない、と思っていたからこそ、
長き年月に渡って棚の肥やしとして君臨し続けてきたワケなので、
処分してもいいモノのセレクトは結構大変です。
なので判断基準としては、例えばこのCDは、今後も定期的に聴くことがあるか?
このマンガは月に1回は読みかえすか?
このDVDは3ヶ月に1回くらいは観直すのか?
そうやって使用頻度で自分としてのその商品の存在価値を考え直してみると、
結構、処分対象にしやすくなります。
結果的に、3分の2くらいは不用品として手放すことができたと思います。
なお処分方法についてですが、TUTAYAなどに書籍やDVD、CDを持って行っても、
やはり買い叩かれます。1枚もしくは1冊10円程度です。
それでも大量の不用品が少ないながらもお金になって
処分できるのは考えようによってはありがたいことではありますが、
やはり思い入れのある商品が1円とか10円で引き取られるのも、ちょっと悲しいものがあります。
なので最終的には、手間はかかりますがネットオークションや、
Amazonのマーケットプレイスに商品を登録して売却しました。
しかしさすがに手間がかかる分、マーケットプレイスなどはさすがにAmazonの知名度のおかげで、
けっこうな金額でさばけます。
それでも実際に購入した金額には及びませんが(笑)
最近は、CDを買うのは、よっぽどのお気に入りのアーティストの作品だけです。
それも、レンタルで入手可能なモノは極力レンタルで済ましています。DVDも同様。
なので、実際に商品を購入するのは、年に1個か2個程度にしています。
書籍については、紙の本を購入するのはよっぽどのことで、
基本的には電子書籍(kindle)で購入しています。
電子書籍は転売がきかないので、つまらない作品を購入してしまったらショックが大きいのですが、
それでも紙の書籍が増えずにかさばらないのは大きな利点だと思っています。
あとは、コンビニで気軽に購入するのもやめることにしました。
以前は、何の考えもなく、通勤前と夕方くらいに1日に2回はコンビニに寄って、
缶コーヒーやガムなどを購入していましたが、今ではコンビニ利用は週に1回程度、
缶コーヒーを1本買う程度になりました。
もちろん会社にはお茶の入った水筒を持参しています(笑)。
よく毎日、チャリンチャリンと思考停止状態でコンビニにお金を落としてたもんだな、と思います。。