忘れたくて、断捨離。

わたしが断捨離をするきっかけになったのは、恥ずかしながら失恋がきっかけでした。

10年間おつきあいをしていた恋人と別れたはいいものの、

家の中はその方との思い出の品や贈りあったプレゼントばかりで、

とても立ち直れるような状況ではありませんでした。

そういった折に断捨離という言葉を聞き、「捨てるというのもいいな」と思い立ったのです。

 

今までは「恋人にもらったから」という理由で捨てられなかったものがたくさんあり、

家の中はごちゃごちゃとしていました。

しかし、恋人との別れを家を綺麗にするチャンスと考えるとまたとない好機だったのです。

 

もともと綺麗好きとは言えないずぼらな性分だったこともあり、掃除のいろはもわからないまま断捨離を決行。

地域で配布された分別表とにらめっこしながら掃除をしていくと、みるみるうちにゴミ袋が増えていきました。

幸い一人暮らしだったため誰にも迷惑はかかりませんでしたが、

もし家族と一緒に住んでいたら大変な迷惑をかけただろうと思います。

 

そうして断捨離を進めていく中で一番の難関だったのが、アクセサリー類でした。

分別表によれば金属類は粗大ゴミだったのですが、プラスチックや木を使ったものもあり、

結局ペンチを使って金属部分とそうでない部分を分けて捨てることに。

 

燃えるゴミや燃えないゴミを出し終わったころ、ふと部屋にあるソファーが目にとまりました。

恋人と二人で寝転がることができるようにと買った大きなソファーでしたが、

別れてからというものただの服置き場になっていたのです。

カレンダーを見ると三日後が粗大ゴミの日だったので、「これも捨てちゃおう!」と一大決心。

気に入って買ったものですが、座られなければソファーもほこりの巣になってしまいますからね。

 

ソファーの他にも捨てるタイミングを見失っていたものや

恋人が使っていた食器類などを粗大ゴミに捨ててしまうと、

家の中がとたんにがらんとしたものになりました。

自分のものがこんなに少なかったのかと胸が空く思いになったと同時に、

これからこの部屋に自分のものを置けるんだなあという嬉しさもこみ上げ、

別れた日以来流れてこなかった涙がするりと出てきました。

 

二週間に渡る断捨離を決行したあとは、なんとなく物欲が落ち着いたような気がします。

お洋服を一着買うにしても「あと5年後も着られるだろうか?」ということをまず考えるようになりました。

お洋服を捨てるときには袋がとてもかさばって大変な思いをしたので、

もし一度も着ずに捨てることになったら……と考えるとショッピングが慎重になります。

 

消耗品のストックがないと心配になる性分なので、

断捨離は家の収納スペースを考えるいい機会でもありました。

より取り出しやすく、保管しやすくするためには、

消耗品よりもその周囲になるものの断捨離をしてみてもいいと思います。



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