私は転勤族の妻歴10年です。
これまで3回の引越しを経験しました。
元々、物を捨てる「捨て魔」的な性格だったので、
物を片づけながら捨てるという作業は得意としていました。
でも断捨離ブーム?の中で一冊の本を読み、まだまだ自分の中で捨てきれない
(ときめかないにもかかわらず)ものがたくさんあることに気づきました。
そこで、家の中を総点検し、捨てていいもの(リサイクルショップに売るなども含む)を探すと、
思っていたよりも多くの(自分にとっては)不要品がありました。
洋服、食器、本、CD、子供のおもちゃ、子供用品、あまり使わない小型家電などなど・・・。
よく考えてみると、引越しのたびに箱にしまっては出し、収納し、また引越しがくると箱にしまって・・・
の繰り返しで利用していないものがたくさんありました。
引越しは断捨離にはとてもいい機会になると思います。
少しでも少ない荷物で荷造りをし、次の家で収めたいという心理も働き、
引越しの時には思った以上に思い切って断捨離ができると実感しました。
引越しを繰り返すと、家のサイズによっては荷物が入りきらなかったり、
逆に買い足さなければならなかったりと苦労することも多いので、
そういう生活スタイルに合うものの持ち方というのを考える
癖のようなものが身についてきたように思います。
たとえば今の家では必要だけど次の家で必要かなぁ?
と疑問に思うような家具などは形状が変えられるスタッキングタイプを選ぶなど、
次の引越しの時に手放さなくてもいいように工夫しながら選んだりするようになりましが。
また、ものを捨てる時には思い入れの深さや「これ高かったのに・・・」
という心理が働きなかなか手放せないものもあります。
そういう時はしばらく寝かせます。
そのまま次の引越しまでずるずると持ち続けてしまうものもあったり、
ある時必要としている人に会って、譲ることができたりと、
その物にも手放す時期というのが自然とくるのかな・・・と思う事もありました。
引越を重ねてみて、結構無駄も多かったのではないか・・・と思う事もありますが、
今はその経験を生かして、できるだけ色々な家で対応できるようなものの持ち方をし、
いい意味で断捨離いらずの生活ができるようになればいいなと思っています。
ただ、子供の成長に合わせてどうしても不要になるものなどについては、
かしこい断捨離の仕方(売る、譲るなど)をその時々に合わせてやっていければいなと思いました