元々、物が捨てられない人間です。
可愛い空き瓶、包装紙、ボタンと言ったものから「まだ着れる」と洋服も中々捨てられず…
しかもセールでまた洋服を買ってしまい、特売があれば雑貨や日用品を買いだめしてしまい…。
しかし、引越しをすることになり思い切って断捨離することにしました。
10年以上使ってないものは問答無用で絶対捨てると決めて取り掛かったのに、
いざとなると思い出が蘇って来てしまいやっぱり捨てたくない、
使わないけど思い出を捨てても良いのかと考え始めてしまい作業は中々進みませんでした。
しかし、引越しの日は迫って来ているし「どうしよう」と断捨離の本を読むと
「写真をとる」方法が良さそうだと発見しました。
思い出の絵やいつか使うだろう、これは大切な人にもらったプレゼントが入っていた小箱‥
実際には使わないしこれからも使わないけれど置いておくと場所を取る。
しかし、写真に収めてしまえば場所も取らず見返すことも出来ます。
これでダンボール5箱位の断捨離になりました。
それだけ断捨離すると、不思議とする前の「捨てたくない、取っておきたい」と言う気持ちよりも
「すっきりして気持ちいい」と言う気持ちのが強くなったのです。
その気持ちが消えないうちに洋服は売れるものは宅配買取に出して
出せないものは写真に取ってゴミに出しました。
さすがにダンボール10箱近くになったので気持ちが辛かったですが、
それでも終わったあとは驚く位気持ちがすっきりしました。
ものに囲まれて思い出だから、なんて言っていた時に比べると心が凄く軽くなった様でした。
捨てるものがないか探し始める程でした。
しかし、調子にのって色々捨ててしまったのですが、
引越し先でハンガーが足りなくなったりタオルを捨てなければ良かったな、
あの椅子があったら便利だったのにと思うことも多くて…
断捨離の本では年単位で使っていないものは捨てましょうとありましたが、
あまり捨てすぎるのも問題だなと感じました。
ドレスも何年も来ていないからと捨てたのですが、捨てた途端に着る機会が巡ってきたりしてしまって…。
また必要になった時に買い足せば良いだけの話ですが、
その時にお気に入りのものがすぐに手に入るとも限りません。
そう言う考えをしていると、またもったいない精神の捨てられないものが増えて来そうでこわいのですが、
断捨離してから何年もたっていますがほとんど物は増えていません。
断捨離してものを溜め込むよりも捨てる時のが労力を使うし
お金もかかるし大変なのを身を持って知ってしまったのです。
今ではものを溜め込むこともなく掃除もすぐ終わるのでとても楽です。
あまり捨てすぎるのも問題だと思いますが、
勇気を出して捨てることの大変さと捨てたあとのスッキリ感を味わったらやみつきになると思います。