実家の断捨離・・・母の急死で学んだこと

親の家を片付けるというのは離れて暮らす子供には結構な負担で最近は社会問題にもなっています。

親が生きているときならともかく急死されたら勝手もわからず何から手をつけたらいいのかもわかりません。

 

親が賃貸に暮らしていた場合、立ち退きの時間的リミットもありますね。

まさしく私は今、賃貸でひとり暮らしをしています。

まだ50代ですが定期的に断捨離をして、子供に迷惑をかけないように準備を進めているところです。

 

私の両親は娘ふたりを嫁に出したあと、同居していた母の両親を見送り、

夫婦だけで長年一軒家で暮らしていました。

幸か不幸か私が当時高校生の息子を連れて出戻ったのでまた4人暮らしに戻ったのですが、

実家に戻って一番ビックリしたのはその物の多さです。

 

私たち親子のために二部屋を空けてくれたので古い家具はいくつか処分してくれたのですが

納戸も押し入れも庭の物置も物でビッシリでした。

二畳ほどの納戸は天井まで物が詰まっていて中に入れません。

当然奥に何があるのかも謎でした。

他にも8畳の和室がひとつ、物置部屋になっていたにもかかわらずです。

 

両親に許可を得て納戸の中身をすべて外に出しました。

使わなくなったラジカセやストーブなどの家電、着なくなった古着、亡くなった祖母の着物、

内祝いなどのもらい物の山、そして思い出の品々、

私たちの幼稚園時代のスケッチブックや賞状や息子たちが幼い時に実家で使っていたおもちゃもありました。

 

とりあえず本当に使いそうにない物は相談して捨て、内祝いは中身を確認して、

バスタオルなどはおろして使いました。

思い出の品物は整理してわかりやすいように分類して箱につめてラベリング。

それだけで納戸は出入り可能な空間になりました。

 

少しずつ、少しずつ両親に聞きながら断捨離を進めていき、両親も広くなったと喜んでいたのですが、

当時70代半ばだった母が突然「もう捨てないで」と言い始めました。

何でもかんでもあなたは捨てるけど、いつかいるかも知れないし、

私は終戦後の物の無い時代に育ったので物が無いと不安なんだと言うことでした。

 

実家の片付けの課題ですね。

実家は親の家、両親の思いを最優先にすべきです。

「私が死んでからにしてね」と笑っていた母は3年後にくも膜下出血で急死しました。

息子も独立し、要介護の父と二人暮らしになってからまた断捨離を再開しました。

母の急死で人生観も変わり、自分がもし母のように突然いなくなったらと想定して、

物を捨てる判断基準ができてきました。

 

父の死後、広すぎる実家は処分して、息子の家のそばに転居しましたが

断捨離の習慣のおかげで今は好きな物と必要な物だけに囲まれて暮らしています。



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