ヤフオクの楽しさを知って断捨離に目覚める

私は昔から物を捨てることができない性格でした。

いつか使うから、捨てるのがもったいないからと。

特に服と本は全く捨てることができないでいました。

父や弟がゴミとして出そうとしていた、小説やマンガをわざわざ回収したことも何度もあります。

家族は呆れ、それ以来本を捨てる時はわざわざ私に確認を取るようになりました。

 

当時私は不動産会社に勤務していたのですが、

私が勤めていた会社は不動産は不動産でも仕事内容が特殊で、

空き家になった部屋にある荷物丸ごと客から処分を任されるということがよくありました。

ほとんどはゴミとして業者に1キロいくらで回収してもらうのですが、

中にはこれまだ使えるのにと思えるものや、これ売れるんじゃないのか、と思えるものがありました。

売主である客からは、もう全ていらない、処分してもかまわない、と承諾を得ており、

会社の上司の許可も得ていたので、売れそうなものは全て車に詰め込み運び込みました。

 

そこで初めてヤフオクを利用しました。

リサイクルショップ等に売るよりも高く売れるからという理由でした。

同様の商品の相場を事前に調べそこから3割引き、かつ送料無料でオークションに出すと面白い様に売れました。

おそらくそこで物を売るという面白さと快感、また物を集めるとは逆の、

物が減っていく快感も知ったのだと思います。

 

客宅から回収してきた荷物を全て売り切るまでにそんなに時間はかかりませんでした。

売る物がなくなると今度は自分が持っている、使わないものをどんどん断捨離するようになりました。

断捨離と言うとかっこいいですが、ただ単に物を売る、

物が減ってお金が増えていくのが嬉しかっただけなのかも知れませんが。

 

手始めにまずは本。

データでも持っている本は全て売りました。

おそらく2000冊ほどは売ったと思います。

クローゼットの一角を支配し、開かずの扉と化していた本の山がきれいさっぱりなくなりました。

 

本の断捨離が済むと今度は服を売ろうと思いました。

服に関して、私はあまりファッションに興味がないのですが、

服の素材(本革、スエード、カシミヤなど)にはこだわっていたのでそこを強調して売っていきました。

コートなど10年以上前に買ったはいいもののそれから二度と使っていないようなものを残らず売り切りました。

 

売れるものがなくなっても物が減っていく快感を求める欲求は止まりませんでした。

売れないのなら捨てようと思い、いらなくなった古い家電や家具もどんどん断捨離していきました。

自分自身断捨離してみて分かりましたが、人間には物を集める収集欲と

それとは真逆の物を減らしていく断捨離欲みたいなものの、

アンビバレンツな2つの欲求が同時に存在しているのではないかということを身をもって知りました。



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