春になると、新年度を迎えて気持ちも新たにスタートする方も多いですよね。
新しい季節に衣替えをすると、「あれ?こんな服持ってたかしら…」
と見覚えのない再会をする事もしばしば。
こんな経験、珍しくもないわ…という方も多いのではないでしょうか。
実は私もそうでした。
その再会を果たしたのち、「でも、いつか着るかもしれないから…」と、
またそのままタンスの中へ…。
それが1枚や2枚ならまだいいのですが、どうして溜まってしまうのでしょうか、
クローゼット付近は悲惨な状態に…。
片付けなくちゃいけないんです。
旦那に言われなくったって、そんな事分かってるんです。
だけど頭の中をぐるぐる、ぐるぐるめぐる言葉は…
「捨てる」=もったいない。
自分の働いたお金で買ったんだもん。
そう簡単には捨てられないし、物を大切にしましょうと、学校でも教わってきたし。
そんなふうに自問自答しながら、自分を正当化してきました。
ある日、同僚が「今ね、断捨離にハマってるんだ?」とひとこと。
ダンシャリってなんだろう…?その時初めて聞いた言葉でしたが、
どうやら聞いてみると、「捨てる」=人生を豊かにしてくれる。
という内容のようでした。
「本当にそうなのかな、でもこれも何かの縁かもしれない、やってみようかな…」
と考えるようになり、大々的に断捨離をする事に決めました。
その後、少しずつですが品定めを開始。
新しくても使わない物や、思い切って捨てちゃおうと決めた物などなど…
人に譲ったり、処分したりしました。
何日か経過して、ようやくクローゼット付近はすっかりキレイになりました。
すると、この壁に絵を飾ったら素敵かも!
窓が汚れてるから掃除しなくちゃ!
などなど、不思議と気持ちが前向きになっていたんです。
大々的に断捨離をしたんだという達成感に加えて、
以前とは見違える程キレイになった部屋で過ごせる充実感。
そんな頑張りを旦那にも褒められると、やっぱり嬉しいものですよね。
だけど、人間ですからね。
この状態をキープするのが難しいんです。
私の場合は、クローゼット付近が悲惨→大々的に断捨離→物が溢れてきた
→品定めタイムを作る…といった具合です。
常にキレイなわけではありません。
どどーんと整理した方が、充実感も大きいですしね。
衣替えの季節は、断捨離するにはとってもいい季節です。
家の中を見渡してみると、意外と沢山の物たちが、断捨離を待っているかもしれません。
自分なりの断捨離の方法を見つけて、これまで以上に豊かな人生を過ごしていけると良いですね。