私は断捨離が好きで1年に1回は必ず実践していますが、中には捨てにくいものもあります。
人からもらった手紙もその一つではないでしょうか。
私の場合は、年賀状など社交辞令的なものは全て捨てていますが、
祖母からの手紙など思い出のつまったものは基本的に残しています。
それでも、1年間のうちに見返すことが一回もなかったものは捨てています。
写真や思い出の品なども同様で、見返すことがないのなら持っている意味はありません。
どうしても捨てるのが不安な場合は、スキャンして電子化してしまいます。
これなら場所もとりませんし、見返したり分類したりするのが簡単になります。
そして、つい溜め込んでしまいがちで捨てるのも手間のかかるのが本です。
これも読み返さないのならどんどん捨ててしまいましょう。
2回以上読む本なんて、せいぜい3冊あるかないかです。
まとめてリサイクル店に売ってしまえば、ちょっとしたお小遣いになります。
服も着れないサイズのものはどんどん捨てましょう。
痩せたら着れるなどと思うかもしれませんが
仮に痩せたとしても流行が移り変わっている場合がほとんどです。
1年間で一回も使っていない帽子や靴、アクセサリーなども捨てましょう。
ただ、ブランド物で長く使えて比較的ベーシックな物は残しておいた方がいいでしょう。
場所はキッチンに変わって、食材・食器も意外と断捨離が進まない場所です。
お客さん用にと食器はあるけど、ホームパーティーなんてほとんどしたことがない
というご家庭は多いのではないでしょうか。
そして、冷蔵庫や戸棚にある賞味期限の切れた調味料や
古い粉物なども不衛生なので躊躇なく捨ててしまいましょう。
ここまで色々な場所の断捨離について書きましたが、大事なのは「使うかどうか」です。
使っていないのは無いのと同じですから、捨ててしまっていいのです。
断捨離すると、まず心がスッキリします。
片付けをしなくてはいけない、と思いつつ毎日を過ごすことは想像以上に心に負担がかかっているものです。
その呪縛から解放されるだけでも、心に余裕が出て新しいことに挑戦してみようという余力が湧いてきます。
そして、一度断捨離するとあらゆる場所が整理整頓されるので、
自分だけでなく家族も自然と使った物を元に戻す習慣がつき、
2回目以降の断捨離が格段に楽になります。
収納に必要な発想力も磨かれていくので、より省スペースになる収納方法を思いつくこともあります。
良いことだらけの断捨離を皆さんも一度やって見てください。