子どもの衣類、雑貨、おもちゃはほっておくと、
頂き物などもあってどんどん増殖し、
部屋中が子どものもので溢れかえってしまうことがあります。
特に初めての子どもだと、育児雑誌やSNSなどから情報が入りすぎて、
ついついこれもあれも必要だと思って買いすぎてしまい、
結局後から同じようなものをいただいてかぶってしまったり、
必要だと思い込んで早くから用意していたけど、全く使わなかった、
うちの子には不向きだったなどということがよくありがちです。
2人目からは自分も勉強して、これは買わなくて良し、
後からでも十分に間に合うなどわかりますが、
とにかく一人目はあれこれ必要だと思う気持ちが強くなってしまうものです。
でも、しばらくたつと、よく遊ぶおもちゃ以外のものを処分していかないと、
年齢に合わせておもちゃは変化していきます。
寝て遊ぶ時期に必要だったおもちゃは、
立ち上がるころにはもう別の活躍できる赤ちゃんのもとに旅立たせてあげましょう。
家の中に車を持ち込むのも赤ちゃんの時期だけです。
外で三輪車に乗るようになったら、年下のお友達に譲ってあげてください。
赤ちゃんのおもちゃは汚れる前に卒業してしまうことがほとんどなので、
布製品以外は周りのお友達と協力して譲り合うことも節約と断捨離の一つだと思います。
洋服も同じです。
自身に姉妹がいたら、洋服のおさがりはあまり抵抗がないと思います。
可愛いものを着せてあげたいとついつい買ってしまいますが、
すぐにサイズアウトしてしまうんです。
下着以外は洗濯して妊娠中の気心の知れた人に譲ったり、
ブランドものはオークションで意外と高値で取引されるものなので、
気軽に利用してみるのも手かも知れません。
同じテイストが好みのママから感謝されるのもうれしいことですよ。
たくさん読み聞かせをしたくて本、音楽系のおもちゃも買ってしまいがちですが、
図書館を利用すると、沢山の本を読んであげられます。
読み聞かせなども行われていて、家で読むよりも赤ちゃんのいい刺激になります。
公共のモノを利用することで、家の中に取り込まなくても気持ちよく過ごすことができます。
赤ちゃん、こども用ではないといけないものと、
兼用でも大丈夫なものを見極めて、
使わないなと判断した時点で減らすことも部屋をすっきりさせるコツです。
たとえば、子ども用のプラスティックのコップ、お皿、本当に必要でしょうか。
大人と同じコップで上手に飲ませる練習をすればいいだけです。
おもちゃも、時期が限定された一つしか使い道のないものをあれこれ持つのではなく、
年齢幅が豊かでいろんな想像力を使えるものを多少高くても一つ持っておけば、
他のものは不要だったり、びっくりするほどすっきりとします。
断捨離するときには、使い勝手の良い上質なものを整えていく感覚ですると、
とても進みが早いですよ。