心の秩序を保つということは、
物を片付けるのと同じで、
役に立たない考えと取り除き、
より重要な事柄のために、
心の中のスペースを確保することです。
定期的に、心の中から不要なものを取り除くように心がけてみましょう。
そうすることによって、悩んだり、ストレスを溜めてしまったりという行為から、
自分を解放することができるようになります。
心配事の9割は実際には起こりません。
起こりもしないことを思い悩むのに時間とエネルギーを使うのはやめましょう。
時にはテレビやパソコン、本など、注意をそらすものを遮断して、
沈黙の中にどっぷりと身をゆだね、自分自身にしっかりと向き合ってみましょう。
心の中を絶え間なく横切っていく、メンタルのゴミに気付き、綺麗にするチャンスが生まれます。
心の中のゴミは、人の活動を阻害する大きな敵です。
心にも掃除や整理整頓は必要なのです。
手順は物の整理と基本的に同じ。
まず、自分の頭に頻繁に浮かんでくる思いや考えをリストアップします。
リスト作成には最新の注意を払いながら、時間をかけて行なってください。
リストが作成できたら、その項目をひとつひとつ、根気よく検討し、
じっくりと時間をかけて解決方法を考え、
それを紙にや手帳に書き込むことで、自分の頭から消していきます。
物の整理も、心の整理も、ちょっとしたことの積み重ねが大切になります。
心の中の整理整頓を続けていくうちに、以前よりも心に余裕が生まれているのを
いつか実感できるはずです。