洋服というのは、どうしてこんなに増えるのだろう?
と、不思議なぐらいに増えます。
「あら、安い。あ、これもかわいい」と買っているうちに、
気がつくと着ない洋服がクローゼットの中を占領しています。
「たんすのこやし」で、あなたも困っていませんか?
さらに、いくらクローゼットの中が一杯でも、
肝心の「着る服」はいつもないのです。
つまり、着たい服はないけれど、着たくない服がいっぱいあるということ・・・
「どうして買ったのだろう・・・」と冷静になってから反省しても時すでに遅し!
でも、「そのうちに着ることもあるかもしれないし・・・」、
と自分に言い聞かせますが、買ったまま着ない服は、
来年着るかというとやっぱり着ないことが多いでしょう。
洋服は捨てられない口実がつけやすいため、なかなか捨てにくい物でもあります。
似合わない服、着古した服、
なぜか分からないけれど一度も着ていない服、
ストレス解消に衝動買いしてしまった服、
こういう服はすべて思い切って処分してしまいましょう。
意外に1枚目が処分できると、弾みがついてどんどん処分できるもの。
洋服というのは不思議で、その年齢、その時代でないと似合わなかったりします。
多分、人から見たら流行遅れでもなんでもない服でも、自分の中では何となく違うのです。
「ダイエットが成功して、昔の体型に戻ったら着よう」
と思っていても、その時にはその時の流行で気に入った服を着ているはずです。
せっかく痩せても時代遅れの服を見られることに抵抗を感じるからです。
そこで、こう考えて見ましょう。
「服は、次から次へ、新しい服を買い足したら捨てていく、消耗品である。」
なので、高かったから、もったいないから、という理由で、着ない服をとっておいても、
結局は着ないし、また着たとしても、心弾まず楽しくありません。
着ない服はもう似合わなくなった、消費期限の切れた服なのです。
思い切って処分しましょう。
人生の80%で着続ける服というのは、
洋服ダンスの中のたったの20%だという話もあるぐらいです。
クローゼットの中の洋服と洋服の間にすき間ができると、
毎日の洋服選びの時間もグッと短縮されることでしょう。