本屋さんでも、片付けの仕方の本やお掃除の本などのたくさんの本が平積みにされています。
確かに日本は物が豊かになり、他の国に比べてもたくさんの物が家にあると思います。
しかし世の中の流れとして物の豊かさイコール、
人の幸せではないと思うようになってきたのです。
つまり、たくさんのある物の中から本当に自分に必要であるのかを選択する力が必要になってきました。
そして、選択するとともに捨てるということも必要になっています。
確かに「もったいない」という言葉があり、それが美徳の部分もあります。
ただ、私が思う断捨離の捨てるというのは、
物を無下に扱うとかそうゆう類のことではなく
物に感謝して成仏してもらうという感覚でしょうか。
形ある物はいずれなくなり、なくなる物をいつまでも手元に残そうというのは執着でしかないと思います。
これから、具体的な例にいきます。
たとえば写真です。
今はスマホやデジカメがあり、すぐに写真をとり、自宅で現像できます。
そうすると、いつの間にか整理していない写真がたまっているということがあります。
整理されていない物はゴミと一緒なので断捨離していきます。
基本、写真はデータとしてパソコンに入れておくと場所も取らずに保管できます。
なので、あまり必要ないなという紙の写真を私は破棄していきます。
たとえば、旅行先で同じような写真を何枚撮っていたら一番よく取れているのだけ残せばいいです。
逆に子供の生まれた時などの写真はアルバムにきちんと整理して
コメントなんか加えたりすればとても大事な宝になります。
なので、断捨離といってなんでも捨てるというわけではないです。
他に、特にたまっていく物といえば衣類です。
テレビでも話題になったこんまりさんが物を捨てるときにときめくかどうかが基準だといっていました。
私も同じような考えで捨てるべきか捨てないべきかで考えるのではなく、
物をみずに自分の感情を大切にします。
その洋服を着て気持ちが明るく気分がよくなる物は自分にとって大切な物で必要な物です。
逆に気持ちが沈むようでは、それは自分に合ってない物です。
あっていない物を持っていると、それだけで物をおく場所を無駄にして、物に対しても失礼です。
その物を大切にしてくれるところに回したほうがいいという考えです。
物を持つのなら、好きな物に囲まれて機嫌よく過ごすにこしたことはなく、
興味のない物を身の回りにおく必要はないのです。
物自体に価値を見出すのではなく、その物を持った時の自分の気持ちに価値があるのです。
そこを大事にすると断捨離も楽にできると思います。