家族に断捨離をさせるには、自分の物から断捨離することが大事なんです。
「人のことは言うのに、自分のことができていない」となると、それは面白くないのは、目に見えています。
自分の身の回りのことを整理して、すっきりと暮らしをしていくことを見せないとならないんですよね。
「探し物をしない生活」をしたいのであれば、自分が探し物をしないように、何年も放置して使っていないもの、
使う予定の無いものを片付けてしまうんです。
・見やすい・取り出しやすい・片付けやすい
そうなるまでには、1度ではなくて何度も物との付き合い方を見直すことになります。
溜め込んできたものを、一気に片付けるなんてできないんです。
溜め込んだ時間があるのだから、かたづけることもきっとできると思って、何度も見直すことを家族にも見せます。
快適な生活を送って、気持ちが明るくなったり、探し物をしないようにしていると、
家族がそれを気にするようになり、「引き出しを1つだけ、片付けてみようかな。」
という気持ちに意向するかもしれません。
自分が片付けているのだから、あなたたちもやりなさいと、無理強いはいけないのです。
時間はかかるかもしれないのは事実ですが、ゆっくりペースですが片付く可能性にかけてみます。
欲しいものを手に入れた時、それをきっかけに片付くこともあります。
例えば、「自分の部屋にテレビを設置したい」とか言い出した時、置くためのスペースが必要になりますので、
もしかしたら、場所を作ることがきっかけで片付けるかもしれません。
場所が必要になるためには、空間を空ける必要があるからです。
理想は、物を片付けて空間を空けてからの方がいいのですが、
物を入れてからでも、大幅に不用品の減少に進むことがあります。
小さいサイズのテレビラックでも、置く場所が必要なので、物を片付けることを考え出すでしょう。
そうすると、ラックに入れるものを考え、入りきらなかったものや、何年も使っていないものが、
急に色あせて見えることもあり、すんなりと片付けることが多いです。
そうなると、自然な流れで片付けやすくなるので、無理強いしなくても、断捨離が進む可能性が高いです。
「何かものを入れるなら、さっさと片付けてよ。」ではなくて、
「使いたいものを設置するために、整理が必要だけど、何を優先する?」
と言う方向に話をすると、意外とすんなり受け入れてくれます。
そして、断捨離には波があり、一気に片づけられるときと、あまり進まなくなる時期もあるんです。
リバウンドするよりはマシなので、ゆっくりでも片付けてもらえるのなら、目をつぶることも必要です。
片づけ疲れた時は、少し休むことも必要なんです。
今日は引き出しを1つだけ片付けたから、明日は休むでもいいと思います。
その後、また少しずつ始めればいいと思っています。
片づけることが進んで来たら、自分のランクをワンステップ上げて、
さほど必要のないものを買わない・もらわない勇気と、訪問販売や勧誘を断る勇気。
これができるまでには時間がかかりますが、勧誘等を断れた時に小さな達成感も出ることもあります。
自身も、勧誘や訪問販売を断れなくて断れなかったことがあったのですが、
気が付けば、しつこい営業マンを断れるようになっていました。
物を捨てることも、要らないものを断ることが少しずつでもできるようになれば、断捨離成功だと思っています。
完璧とはまだ言えませんが、ステップアップしているのは事実です。
これからも、焦らないでコツコツと進めていきます。