私が断捨離に目覚めたきっかけは夫が買ってきた「断捨離アンになろう!」という本を読んだことです。
それまでの私は整理整頓はある程度できていました。
ですが、物を捨てるのはもったいない、きれいに整理できていれば物はどれだけ持っていてもいい、
と思っていました。
ですので、衣替えの時期は大変でした。
今思えばシーズン中一度も来ていない服がタンスと押入れを行ったり来たり・・・無駄な作業でした。
そんな衣替えでしたので、時間を費やし、なかなか手がつかないことが多かったです。
この本を読んで、今の自分に必要なものだけに囲まれていきたい、
と思うようになり洋服を思い切って断捨離しました。
すると、洋服選びがとても楽になりました。
また、タンスを開けて「あーこの服しばらく着てないなあ」と後ろめたい気持ちになることもなくなりました。
また、タンスに全て収まる量になり衣替えが必要なくなりました。
そんな本を買ってきた夫なので、夫もとても断捨離に協力的です。
むしろ私より潔いです。
家族で意見が分かれると非常につらいと思いますが、我が家の場合は大丈夫でした。
一度服を断捨離したので、不思議とその後物欲があまりわかなくなりました。
元々そんなに物欲がある方ではないのですが、バーゲンが大好きだったのに、
安いからという理由では服を買わなくなったのは自分でも驚きです。
「断捨離」と聞くと「捨てる」ことだと世間では大きく言われているように思うのですが、
私は「断る」も重要だと思っています。
服を買いにショッピングモールへ行った際、服を買うと必ずショップごとに袋に入れてくれます。
でもその袋、本当に必要なのかと考えるとそうではありませんでした。
家にはもうすでにショップの袋はたくさんあるし、この日は袋を断ろうと心に誓い、エコバッグを持っていきました。
最初断るのに少し勇気がいったのですが、徐々に慣れてきました。
帰る時には何ショップかで買い物しましたが、荷物は全てエコバッグ一つに入りきっています。
今まで気にしたことはなかったのですが、ショップの袋はとてもかさばるのですね。
子供を連れての買い物だったので、荷物が少しでも減らせたことはありがたかったです
また、疲れて帰ってきた後、服を出して「袋を片づける」という作業を減らせたのもよい点でした。
断捨離をした後、「あ、あの服もう処分したんだったっけ」と思い出すことは少しだけありました。
でも代わりになってくれる服はあるので、後悔したことは一度もありません。
むしろ、増やすことで収納のイライラがまた復活することの方が恐ろしく処分してよかった、と思うのです。