思い出を断捨離しよう

この世界で捨てられない物のNo1は思い出です。

人間にとって未来は見えません。

未来を信じるよりは変わらない過去に重きをおくのは、何らおかしくない必然の事です。

 

しかしそれ故に、生きれば生きるほど思い出は積み重なって行きます。

大好きだったおもちゃ、初恋の人からもらった手紙、死んでいった家族の形見、

頂いた賞状、昔の写真などなど、増える事はあっても減る事はありません。

気付けば家の中が思い出の品だけで埋め尽くされているかもしれません。

 

思い出は大切です。

ですが、その保有量には限度があります。

いつかは誰かが断捨離をしなければその家は潰れてしまいます。

それならば次の世代に残すのではなく、自分の世代で綺麗にしてしまおうと考え、

思い出の断捨離を決意しました。

 

 

・いる物といらない物に分ける

断捨離のコツは心を鬼にする事、そして決意が鈍らないように迅速に行う事です。

「置いておいたらいつか使うかも…」とか「いつか価値がでるかも…」と言う物は全て捨てましょう。

「後で売りに行けば金になるかも…」と言うのも捨ててしまいましょう。

「後で…」の間に気が変わる可能性が十分にあるため即刻ゴミ袋に入れるべきです。

結果として多少の損失は出るかも知れませんが、

断捨離をする際には俗世間的な考えは捨て去る方が効率が良いです。

 

 

いる物といらない物は人によって変わってきます。

あまり多人数でやると判断のブレが生じて作業の進みが悪くなりますので、

なるだけ少人数で行う事をおすすめします。

思い出の品の多くは実質的にはいらない物ですので、

この振るい分けで大部分の思い出は処分できるでしょう。

 

 

・必要な思い出は形を変えて保存する

振るい分けに残った思い出は必要な物です。

何も必要な物まで捨てる必要はありません。

ただ、そのまま置いておくと邪魔になるので、形を変えて保存しておきましょう。

 

例えば、手紙や写真などはスキャナーで取り込み、データとして残します。

VHSや8mmはブルーレイとして残します。

そうする事で、物は残しつつ、更に多くの物を断捨離する事ができます。

 

これらの方法を1年続けて私は、3世代前から残るこの家の様々な品を断捨離しました。

その量は物置一つ分にもなりました。

やっている際に家族や親戚からかなりのブーイングを受けてしまいましたが、

長い目で見たときには、きっと喜ばれるだろうと思っています。

 

断捨離をしている最中には色々な物が見つかりました。

それはネットには書けないとんでもない歴史の証拠から、曾祖父のくだらない落書きなど様々です。

脈々と私へと受け継がれてきた人の営みが垣間見え、

それを処分するのは今の自分自身を消し去るようで胸を掻き毟られる思いでした。

 

しかし、今、私はここに存在し、私の後ろにも既に小さな命が存在しています。

それこそが思い出全ての証明なのです。

そう考えると思い出は皆それぞれの役割を次世代に伝えてきたのです。

断捨離を行ったからこそ、思い出を取って置いた時以上に、私にはありがとうの気持ちが溢れてきました。



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