生きてきた年数だけ、思い出の数も、
思い出の品もあるのが普通です。
誰にとっても思い出の品はあげていったらきりが無いほどあるでしょう。
思い入れの激しい人にとっては、現在あるモノは全て思い出の品かもしれません。
そうなると、処分は難しくなります。
しかし、モノを大切にすることはいいことですが、
ある年齢まできたら、手放すことも大事です。
過去にとらわれてばかりいないで、時間がたったら気持ちの切り替えも必要になります。
アルバムや写真
懐かしい数々の写真を見ていると、どれも大事で取っておきたくなるものです。
しかし、生きた年月だけ写真も溜まりに溜まり、その整理には一苦労しそうです。
一時期はアルバムにきちんと整理していたとしても、
アルバムの冊数だけで数十冊あったり、しかも古いアルバムというのは厚みがあり重いもの。
さらに、アルバムだけでなくバラバラの写真もあるでしょう。
古い写真を捨てるのはかなりの度胸がいりますが、
いずれやらなくてはならない作業です。
写真の選択方法としては、
1旅行1~2枚、1イベント1枚、そんな目安で選ぶといいでしょう。
似たような写真や、焼き増しして何枚も同じものを持っている場合は処分しましょう。
気に入っていない写真や、飛行機から見た夕日の写真や、
ニュージーランドの羊の写真など、オリジナリティに欠く意味の写真も削除します。
また、写真のネガも最近では不要です。
写真の複製はどこでもできるようになったからです。
あとは外からわからないように袋に入れて、ガムテープでしっかり留め、ゴミとして捨てましょう。
過去の手紙たち
昔のラブレターなどの手紙は捨てられないという人が多いです。
でも、人の人生は常に変化しています。
すでに幕を閉じた自分の人生の過去に関わる手紙には、
別れを告げて処分してしまいましょう。
自分の写真や記録、日記などと自分の過去自体とは関係がありません。
たとえ、思い出がつまっている写真や手紙などを捨てたとしても、
自分の中に記憶として残っているはずです。
仕分けをしながら、子ども時代の大親友からの手紙が出てきたら、
数枚取っておくのはいいかもしれません。
でも、失恋相手からの手紙は捨ててしまいましょう。
最後に、親から貰った手紙や、子どもからもらった手紙など、
本当に大切なものだけを選別して、大切に保管しておけばいいのです。