最近の冷蔵庫は大型化していることもあり、
そこに週末買いだめした食品をどんどん詰め込んでいくのが、
冷蔵庫の利用スタイルとなっている家庭も多いでしょう。
しかし、冷蔵庫は元々、収納整理に頭を悩ませることの多い場所です。
冷気を逃がしてはいけないため、長時間開けっ放しにすることもできません。
野菜がぎっちり詰め込まれた冷蔵庫は、
下のほうにしなびた野菜の巣窟になっているというケースも少なくありません。
こうした状態の冷蔵庫は、冷気の循環も悪くなり、無駄な電気代を消費してしまいます。
さらに何が入っているのかかからないために、
同じ食品を購入してしまうという2重の無駄が発生してしまいます。
冷蔵庫は、いつの間にやら、忘れ去られた食品や食材のゴミ箱のような存在になりがち。
冷蔵庫は白いブラックボックスと化しているのです。
一度、冷蔵庫にあるものを全て出して点検してみましょう。
賞味期限切れの調味料や食品は、迷わず処分します。
傷んだ食材や、食べ残しの惣菜も捨ててしまいましょう。
冷蔵庫の中のなんと9割もの食材が、
本来、破棄されるべきものだと言われています。
冷蔵庫とは、そういう食材を保管している場所なのです。
冷蔵庫に物がありすぎると、常に食材の賞味期限が気になって、
常に時間に追われているような感覚に陥ってしまうという人もいるでしょう。
これでは、本来、食材を保管しておく場所であるはずの
冷蔵庫の意味が半減してしまいます。
ですので定期的に冷蔵庫を空にするようにしましょう。
冷蔵庫の大掃除をする勇気がない場合は
1回の掃除のたびに一段ずつ行なうようにしてみます。
一段をそっくりそのまま取り出し、上に載っているものを捨て、トレイを洗い、
まだ使えるものだけを乗せて元に戻します。
その段だけでもすっきりしていると、冷蔵庫を開けるたびに良い気分になり、
他の段もきっと掃除したくなるでしょう。
ストックは、うっかり食料を切らした休日の夜や、
空腹を凌ぐために少しだけ蓄えておけば十分なのです。
また、食材に指定席を決めておくことで、一目で何があるのかがわかるようになり、
買い物に行く前に瞬時に確認できるようになります。
冷蔵庫の中身がきちんと管理できているということは、
食生活と家計をきちんと管理できている、ということなのです。
たま
ですよね
うちの冷蔵庫の中も無駄なものが入っている気がします。