人間関係の断捨離と言うと、かなりネガティブに聞こえるかもしれません。
しかし、人間関係は、生きている上ではとても大切な事です。
今回は、20代の私が思い切ってした人間関係の断捨離の経験をご紹介します。
私は、沢山の友達を作ってきました。
元々人をネガティブに見るタイプでは無いので、
来るもの拒まず去る者追わず、と言う人間関係を保っていました。
しかし、もちろん大切で、何でも話せる友達もいました。
20代初めまでは、とにかく色々な人達と出会い、
色々な経験をして行きたいと言う冒険心を持った私は、
とにかく色々な種類の人と出会いました。
バーやクラブでの仕事仲間、役者友達、ビジネスをする真面目な人、
週末はとにかく遊びたい人、喧嘩ばかりしたがる人、宗教関係の人、など、
子供の頃からの友人以外に、沢山の友達を作り、
色々な場面でも常に友達が居て、楽しく生活をしていました。
しかし、20代半ばから後半にかけて、段々と自分の大人の生活に慣れてくると、
自分がどのような生き方をしたいか、理解するようになりました。
そこで、私は、自分の仕事はしっかりとして、楽しい事は楽しみ、
常にお酒ばかり飲むのでは無く、体を動かして健康に生きたい、
と思い始めました。
しかし、色々な友達が居れば、色々な誘いがあります。
最初は時間が合えば、断らずに一緒に遊んでいましたが、
そのうち、自分が知らないうちに我慢して、ストレスを溜めている事に気がつきました。
そこで、私が取った行動は、思い切って、
自分の人生をネガティブに変えてしまう人達とは関係を経つ事に決めました。
もちろん、突然その人達から消えるのでは無く、
最初は誘われても断り、それを納得してくれればそれで良いが、
納得せずに、理由を問いただしてくる様な人とは自然にSNSから削除したり、
自分の視界に入らない様にしました。
例えとても仲が良くても、会うたびに酔っ払っている友達を見ていても、
私の心はネガティブになってしまうだけなので、きっぱりと縁を切りました。
縁を切った人数がとても多く、最初は寂しいと言う思いはありましたが、
本当に自分に必要な友達だけと深い関係を保ち続ける事によって、
お互いに必要な時は助け合い、
心にも体にも健康に楽しい時間を過ごす事が出来る様になりました。
今でも新しい出会いは求めていますが、
それでも誰と長い友人関係を保ちたいかは慎重に決めています。
20代後半になって、どんなに仲が良くても、
自分を不健康にする人は、友達としてふさわしく無いと言う事が分かり、
良かったと思っています。
人間関係の断捨離とは、言葉だけ聞くと、迫力があるかも知れませんが、
本当に自分のためなら、それもありだと思いました。